おいしい読書

葦原大介『ワールドトリガー』の「ぼんち揚」[おいしい読書014]

「これって関西にしか売ってないんだ」と知って驚くモノが時々ある。

その中のひとつが「ぼんち揚」。あまりに身近にありすぎて、関西にしかないなんて考えたこともなかった。でも関西では「ぼんち揚」、関東では「かぶき揚」らしい

ちなみに味も違うみたい。「かぶき揚の方が味が濃い」と家族談。

そんな「ぼんち揚」をこよなく愛しているのが、『ワールドトリガー』の主役の1人であり、自称「実力派エリート」の迅悠一

物語の中でもしばしば「ぼんち揚、食う?」と人に勧めている

ワールドトリガー

葦原大介さんが描く壮大な物語『ワールドトリガー

とにかく読んで! まず9巻まで!! がファンの合言葉になっているんだけど

それだけではアレなので、あらすじをアニメオフィシャルから

未知なる力を持つ「近界民(ネイバー)」の襲撃に対抗すべく設立された界境防衛機関“ボーダー”。 組織の末端に所属する三雲修は、偶然知り合った「近界民」空閑遊真と幼馴染の雨取千佳と共に「三雲隊」を結成。「近界(ネイバーフッド)」への遠征部隊加入を目指すべくボーダー内部のランク戦を勝ち抜こうと奮闘する。

https://www.toei-anim.co.jp/tv/wt/about/

そんな3人を助けてくれる心強い先輩であり、組織のエリート隊員でもあるのが「迅悠一」。「未来がなんとなくわかる」という鬼強い特殊能力を生かして、ときに活躍し、ときに暗躍する人物。なんだけど、作者さんいわく「主人公のひとり」らしい

さらにまだまだ隠されている部分も多いみたいなので、今後も楽しみ

ぼんち揚、食う?

ぼんち揚とは、ぼんち株式会社がつくる「あげせん」の名前。60年以上も愛されている、定番中の定番なので、たしかに関西では知らない人はいない

知らない人はいない!? ぼんち揚

正直「どこでも売ってる」感があるし、いつでも家にある感じ?

特徴は「揚げたての生地に淡口醤油で味付けしている」こと

カリッと香ばしいせんべいに、ほんのり甘い淡口醤油味が後引く。ほど良い大きさと軽い食感とのバランスがとにかく良くて「揚げせんといえば“ぼんち揚”」な人も多い

迅さんじゃなくても「大好き」って人も多いんじゃないだろうか?

「ぼんち揚」を箱買いで

そんな「ぼんち揚」を愛してやまない、迅悠一氏。

自室には箱買いしたぼんち揚を積み上げ、ことあるごとに食べ、人にも配る。

アニメではさすがに「揚げ煎」になっていたけど、そもそも 「揚げせんといえば“ぼんち揚”」 なので、やっぱりこれは「ぼんち揚」だ

関東に住むワートリファンのなかには、日常的にぼんち揚が買えなくて、涙している人もいるのかもしれない

ワールドトリガーとのコラボも

2021年2月15日には「ワールドトリガー 40g ぼんち揚」も全国で発売

「迅悠一」「空閑遊真」「三雲修」「雨取千佳」「太刀川慶」「風間蒼也」の6人がぼんち揚を手にしたパッケージで発売された。写真はそれ。

探して全部買ったけど、迅さんを中心とした、 太刀川慶・風間蒼也の3人の写真を

作者は米の菓子が好きなのか?

コミックの中では他にも「越後製菓」の話も出てくる。

もしかすると作者の葦原大介さんは、米でできたお菓子が好きなんだろうか? なんて

関西にしかない味

関西でしか買えない… わけではないけど、ほぼ西日本でしか販売されていないものって、他にもたくさんあるらしい

生まれてこの方、ずっと近畿地方に住んでいる自分としては、あまりにも「当たり前に身近にある」ので気づいていないものもある

たとえば「カール」は2017年頃に中部以東での販売をやめてしまったので、西日本でしか買えない。これはニュースにもなって阿鼻叫喚だったので、知っている人も多いはず。

知って驚いたのはこれ

関西人の冷蔵庫にも、お弁当にも、かなりの確率で入っている「ポールウインナー」も、関東ではほとんど売られていないらしい。

「え、ポールウインナーなかったらお弁当どうすんの?」と、素で思うほどお弁当にはこれが頻出だったし、いつでも冷蔵庫に入っているから、子供の盗み食い的にもベストだった

おとなになって「結構お値段が高い」と知り。。。 「お母さん、ホンマごめん」と思うというのもまた「関西人あるある」なんだけどなぁ

ABOUT ME
ミナミ
京都出身、滋賀在住/仕事は自営業/ 小説も漫画好き/実用書・ビジネス書も時々/ 大の電子書籍派。趣味の読書はほぼ100%電子書籍で/ ミステリ、時代もの、SF、ライト文芸好き/ 食べるの好きなので「おいしい」ものが出てくる作品が好き/ 最近は映画とくに邦画好き